御山伊佐弥神楽
(新潟市北区)

団体概要

御山伊佐弥神楽保存会は昨年(平成28年)、およそ65年ぶりに復活いたしました。地域の年配者によると65年前以前も盛んに神楽が舞われていたとのことですが、あまりにも古く、記録は残っていません。
それは享保三年(1718)の創立された地元の豊田神社から古く壊れた獅子頭が発見されたことに始まります。地域の年配者によると65年前以前も盛んに神楽が舞われていたとのことですが、あまりにも古く、記録は残っていません。
65年もの時が過ぎ、舞を踊れる方は地元にはおらず、その昔尾山地区から新崎地区に伝えられたということで、新崎の神楽保存会の皆さんから教えを受けました。その様子は当時新潟日報にも2回掲載されています。
 舞の構成は、子供たち4人が舞う「剣舞」(つるぎまい)でその場を清め、その後獅子頭が舞う「幕舞」、「御幣舞」、「鈴舞」、「納舞」の5種類です。秋季祭礼初日の宵宮は豊田神社で、翌日の本祭では地域を練り歩く門付けで舞われます。
また、復活にかかる費用のほとんどを地元住民からの寄付金で賄いました。正に住民パワーの結集した地域の宝です。