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　2060年、国民の約2.5人に1人は65歳以上になると言われています。日本はまさに超高齢化社会を迎えようとしており、高齢者の孤立、介護問題、認知症患者の増加など、多くの課題を抱えています。
　そうした中、大阪を拠点として活動するプロオーケストラの日本センチュリー交響楽団では、英国の公的な国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルと共同で、高齢者を対象とした音楽ワーショップ・プログラム「お茶の間オーケストラ」を2017年にスタートさせました。
　今回の語りの場では、同楽団でマネージャーを務め、お茶の間オーケストラを担当した柿塚拓真さんと、同楽団コミュニティプログラムディレクターの野村誠さんをお迎えし、お茶の間オーケストラを中心に音楽を用いた社会課題の解決を目指す取り組みについて伺います。