【終了しました】演奏家のための音楽コミュニケーション・ワークショップ

  • 投稿日:
    2019.12.18(水)
地域とつながる、地域をつなげる音楽活動に向けて―

少子・高齢化や人口減少が進み、地域コミュニティから孤立しがちな層が増えている昨今、音楽が本来的に持つ”立場や境遇を越えて人と人とをつなぐ力”に期待が寄せられています。

本ワークショップでは、地域や人々をつなぐ音楽活動の先進事例や、音楽コミュニケーションの「場をつくる」というコンセプトなどを体験することによって、音楽の持つ可能性や意義を皆さんと一緒に考えたいと思います。ご自身の演奏を通じて地域と関りを持ちたいと考えている方、福祉や教育など特殊なニーズを持つ現場で演奏活動をされている方、これからしてみたいと考えている方、ぜひご参加ください。

<講師>
柿塚 拓真
日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラム担当マネージャー/豊中市立文化芸術センター事業プロデューサー。
福岡第一高等学校音楽科、相愛大学音楽学部卒業。社会保険庁福岡社会保険事務局(当時)を経て財団法人大阪府文化振興財団(大阪センチュリー交響楽団事務局、当時)に入局。2016年度より日本センチュリー交響楽団が豊中市立文化芸術センターの指定管理を担うことになり、 豊中市立文化芸術センター事業プロデューサーを兼務する。

鈴木 潤
ピアニスト。作曲家。
京都大学卒業後、国内外のアーティストのサポート等で活躍後、ソロ活動。並行して高齢者合唱団や素人コンテスト、音頭バンドや校歌部など、さまざまな地域密着型の音楽ユニットやバンドを企画、参加。2000年頃から、完全放置型の即興音楽ワークショップ「音の砂場」を続け、近年は、日本センチュリー交響楽団、東京文化会館、東京音楽大学等でワークショップトレーニングも行っている。京都女子大学発達教育学部児童学科非常勤講師。ホームページ: www.suzukijun.com


10:00~10:50
講義「オーケストラが実施するワークショップの最前線」
講師:柿塚 拓真 氏
高齢者を対象にした音楽ワークショップや、若者就労支援施設と連携した音楽就活プログラムを展開している日本センチュリー交響楽団。オーケストラがワークショップに取り組む意義や、そのねらいについてお話いただきます。


10:50~11:30
講義「”場を作る”-ワークショップから、地域合唱団まで―」
講師:鈴木 潤氏
子どもから高齢者まで幅広い年代に向けたワークショップや、音楽家を対象としたトレーニングを行っている鈴木潤氏。様々な音楽活動の実際例をお届けします。

11:30~12:00
トークセッション「ワークショップと一言で言っても・・・」
鈴木氏×柿塚氏
お二人の活動をふまえて、様々なワークショップの形態とその可能性について考えます。

【12:00~13:30(休憩)】

13:30~14:30
ワークショップ体験「~”音の砂場”など~」
講師:鈴木 潤氏
自由に楽器を鳴らし、砂場で遊ぶように音で遊ぶ。「聴かせる=聴く」、「教える=学ぶ」という立場を超えた、自由でフラットな関係性をワークショップで体験します。


14:30~15:30
解説”音の砂場”完全即興型WSのコンセプトと事例紹介
講師:鈴木 潤氏
「自由」や「フラットな関係性」はワークショップを体験した人たちに何をもたらすのでしょうか?”音の砂場”のコンセプトや、その意味について考えます。


15:30~16:30
意見交換「今日一日を振り返って」~今後の活動に繋げるために整理する~
本ワークショップで体験・学んだことは、これからの皆さんの活動にどのように活かすことができるでしょうか。参加者全員で振り返ります。
開催日時2020年1月12日(日) 10:00〜16:30(休憩あり・通しでご参加ください)
会場りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 スタジオA
(新潟市中央区一番堀通町3-2)白山公園内
対象演奏家、音楽を通じたコミュニケーション活動に興味のある方など
参加費無料
定員50名(要申込・先着順)
申込方法参加ご希望の方は下記事項をメールでご連絡ください。

①氏名(フリガナ)、②年齢、③所属・職業、④連絡のとれる電話番号

◆大きい音でない小物楽器をお持ちの方は当日ご持参ください◆
申込先ws2020.niigata@gmail.com(担当:鈴木)
申込期限2020年1月8日(水)
※先着順。定員に達し次第締め切ります。
主催・お問合せ新潟音楽サービスプラットフォーム準備委員会(担当:鈴木)

E-mail:ws2020.niigata@gmail.com
令和元年度アーツカウンシル新潟((公財)新潟市芸術文化振興財団)「文化芸術基盤整備促進支援事業」助成