2月19日（月）19:00～21:00「アーツカウンシル新潟 語りの場 vol.7」を開催します！今回のテーマは「土地の記憶を集め、残す～市民参加による「地域アーカイブ」～」です。

　戦後、地域の様相風景、風俗、言葉等は、大きく変化をしています。映像は、過去の土地の記憶の断片を記録した貴重な資料となります。行政やメディア、大学等が記録、保管している映像をアーカイブする取り組みは各関係者で行われていますが、その映像の多くは目的があって撮影された特別な〈出来事〉の記録です。その一方、個人が撮影した8ミリフィルムなど、<日常>の記録は、アーカイブされることなく、経年のため、技術的あるいは資金的な難しさから再生されることなく、放置されているのが現状です。
　今回は、「沖縄アーカイブ研究所」から真喜屋力氏をお迎えし、沖縄アーツカウンシルの支援を受け、沖縄県内の個人が所有する貴重な映像資料を収集、デジタル化し、<出来事>と<日常>を含めた「地域アーカイブ」の構築をめざした取り組みをもとに、新潟市におけるアーカイブのあり方について考えます。