公益財団法人新潟市芸術文化振興財団では、市民の皆様の自発的な文化活動の活性化と新潟市の文化基盤の充実を目的として、市民の皆様が行う文化事業に対して助成を行う「文化芸術活動支援助成事業」を行っております。
令和2年度 第1回 文化芸術活動支援助成事業(令和2年2月17日応募締切分)の採択事業が決定しました。
今回の公募では全7件の申請があり(うち1件が申請取り下げ)、6件が審査に諮られた結果、以下の3件が採択されました。
なお、第2回の申請受付期間は6月1日~6月15日となります。
【1】
申請者名 :日本版画会 新潟県支部
事業名 :日本版画会 第5回新潟県作家展
助成決定額:110,000円
【2】
申請者名 :新潟市華道協会
事業名 :新潟市華道協会 古町華展
助成決定額:200,000円
【3】
申請者名 :木場の郷土を愛する会
事業名 :金メダリスト宗村宗二アーカイブ事業
助成決定額:200,000円
令和2年度 第1回 文化芸術活動支援助成事業 採択結果の概況
■申請数と採択数
今期の申請件数は7件(申請取り下げ1件含む)で、6件が審査に諮られた結果、3件が採択されました。採択率は50%となり、昨年同期に比べて申請件数、採択数、採択率とも微増しました。
(参考:昨年度同期申請件数6件、採択数2件、採択率33%)
■申請事業の分野
申請事業を分野で分けてみると、音楽2件、美術1件、演芸1件、芸能1件、生活文化1件、複合・その他が1件でした。このうち、美術1件、生活文化1件、複合・その他1件が採択されました。分野による偏りが少なく、幅広い事業が採択されています。
■申請の新規・継続
今回の申請7件は、平成29年下期の制度改正以降に申請実績がない団体等からの申請でした。昨年度採択団体からは、1団体がアーツカウンシル新潟の「文化芸術基盤整備促進支援事業」へ申請する等、新たな取り組みへとチャレンジする団体も見られています。
■審査のポイント
前年度に引き続き、全般的に「公共性」や「課題提起力」の観点で評価が高い事業が採択されています。既存事業の運営に助成金を充てるという申請ではなく、既存事業の活動の幅を広げたり、あるいは、取り組みの必要性や手法の有効性が明確な申請が採択されています。