【終了しました】トークイベント 〈モチーフ〉としての都市・新潟市の魅力 写真家が切り取る都市の諸相

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    2022.04.26(火)
 13市町村が合併した新潟市は、中枢の都心部の他、工場が立ち並ぶ産業都市や郊外の住宅地、広大な田園風景など、様々な都市の諸相を併せ持っています。また、それらをつなぐ背景として、日本海とわが国最大の河川である信濃川と阿賀野川、そして多くの潟などの水の風景があり、各集落の水をめぐる歴史と物語が今に息づいています。

 本イベントでは、ゆいぽーとAIR(アーティスト・イン・レジデンス)事業で招聘・滞在する写真家ルカ・レグリーズ氏と、新発田市在住の二人の作家、美術家・吉原悠博氏と写真家・水島優氏を迎え、滞在作家のプランを紹介するとともに、多様な諸相を持つ都市・新潟市を〈モチーフ〉として捉え、切り取る視点について対話することにより、多様な諸相=魅力を持つ新潟市の文化について、参加者とともに共有していくトークイベントを開催します。
日時2022年5月10日(火) 18:30〜20:30
会場ゆいぽーと(新潟市芸術創造村・国際青少年センター)1階 工房・ギャラリー1
定員20名(先着順)※逐次通訳あり
登壇者
ルカ・レグリーズ(写真家、ゆいぽーとAIR事業招聘作家)

吉原 悠博(美術家、吉原写真館6代目館主)
モデレーター水島 優(写真家、ソーシャルプロジェクトプロデューサー)
通訳イーエン・メギール (新潟青陵大学 福祉心理学部 臨床心理学科 准教授)
お申し込み・お問い合わせゆいぽーと(新潟市芸術創造村・国際青少年センター)
住所:新潟市中央区二葉町2丁目5932番地7
電話: 025-201-7530
MAIL:yui-port@kirameki.co.jp
主催ゆいぽーと(新潟市芸術創造村・国際青少年センター)

アーツカウンシル新潟((公財)新潟市芸術文化振興財団)
登壇者プロフィール
ルカ・レグリーズ Lucas LEGLISE
1992 年 シャロン・シュル・ソーヌ( フランス) 生まれ。2021 年より東京に拠点を移す。パリ国立高等美術学校卒業。写真の様々な技法や、イメージを作り出す 歴史的な側面を探求し、世界とその表象の関係について問いかける作品を制作。
[近年の主な展示]
Jeune・Création/2021年/フランス、スパイラル/2019 年/東京、北京OCAT インスティテュート/2019年/ 中国、フォト・サンジェルマン/2018年/フランス、サロン・ドゥ・モントルージュ/2018年/フランス、つくば美術館/2017 年/茨城
吉原 悠博 Yukihiro YOSHIHARA
東京藝術大学絵画科油画専攻卒業。在学中、ニューヨークのアートスクールPratt Instituteへ留学。1981年から2003年まで、東京を中心に活動。現在は、故郷である新発田市を活動の中心に移し、新潟の史実を題材とした映像作品を多数発表し続けている。2011年から任意団体「写真の町シバタ」の発起人として、新発田に残る古写真を活用したまちづくりを進めている。2017年度、映像作品《培養都市》が文化庁メディア芸術際アート部門で優秀賞を受賞。
水島 優 Masaru MIZUSHIMA
1983年新潟生まれ。2004年バンタンデザイン研究所フォト&ムービー学部卒業。卒業後、2004年からパリへ移住。2006年よりベルサイユ市立美術大学で絵画や造形美術などを学ぶ。ポートレートや物撮りなど撮影の仕事と平行して、美術視点での作品制作や個展などの写真を使った美術表現の活動も行なっている。2021年よりに帰国し、新潟県新発田市の中心地で築150年の町家を使ったソーシャルプロジェクトを行っている。