【助成事業紹介】「とっかECO」交換アート展(新プロジェクトへのチャレンジ助成)
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- 投稿日:
- 2024.03.13(水)
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- written by:
- ゲスト
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- 記事カテゴリー:
- 文化芸術活動に関する支援事業
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- ジャンル:
- 美術
日 時 | ワークショップ:
2023年10月29日(日)
13:00〜17:30
展覧会:
2023年11月3日(金)~10日(日)
10:00〜18:00(最終日は15:00まで) |
会 場 | 西新潟市民会館
ワークショップ:美術工作室
展覧会:ギャラリー |
実施者 | にいがたアートサーカス |
採択金額 | 95,000円 |
実施者からの報告
会場を海の劇場に見立て、メイン作品に“段ボール巨大クジラ”と他2体制作展示しました。会場いっぱいに不要物があふれ、クジラの体内(口の中)にも同様に不要物がいっぱい詰まっています。必要品としてモノが生き生きと循環し続ける動的で楽しいリユースアートを繰り広げました。子どもらが自宅等から不用品を持参し、オープン会場で気になるモノと“とりかえっこ”物々交換しました。
リユース品をアートに変える喜びを体感してもらうことに挑戦しました。クジラの共同制作、廃棄段ボールを利用した子クジラつくりでリユースの関心を高めました。
会員個人作品をあわせて展示しました。テーマである社会的課題に対しメッセージをストレートに表現し、廃棄物としての段ボールをアート作品としてよみがえらせました。
プログラムオフィサーより
ワークショップでは、子どもたちが創造性を発揮しながら種類の豊富な画材を使って自由に制作を楽しんでいる様子が伺えました。展覧会では、集まった不用品とともにワークショップで子どもたちが作った子クジラも展示され、物々交換の対象となっていました。
会期中は子どもたちの参加や、友人を連れてのリピートも多く、“とりかえっこ”=物々交換により、楽しみながらリユースを体験してもらいたいとの本事業の目的が達成されていたように思います。
今後もサスティナブルアートを最重要テーマとして活動していかれるとのことなので、不用品や作品に使用した段ボールのリサイクル方法なども視野に入れ、活動していただくことを期待しています。
(大浦)