アーツカウンシル新潟中期計画(令和7年度~令和10年度)

設立目的とこれまで

アーツカウンシル新潟は、新潟市民の文化芸術活動の活性化を図るとともに、持続的な文化創造交流都市の推進体制を構築することを目的に、「市民の文化芸術活動の支援」「調査・研究」「情報発信」「企画・立案」機能を担う組織として、(公財)新潟市芸術文化振興財団(以下、「財団」という。)事務局内に平成28年9月26日に設立されました。

設立時には「新潟市文化創造交流都市ビジョン」(平成29年度~平成33年度 ※令和5年度まで延長)に基づき、4つの「めざす方向」を定め(アーツカウンシル新潟 中長期計画(平成28年度~平成33年度))、文化芸術活動の活性化だけではなく、関連分野への波及効果を見据えた連携や文化芸術による社会課題の解決を活動の理念として取り組んできました。

これからの方向性と役割

これまでの取り組みからみえてきたアーツカウンシル新潟の姿勢における課題と、新潟市の動向等をふまえて、アーツカウンシル新潟のこれからの方向性と役割を次のように再設定します。


いっしょに すこしずつ おもしろくで ヒト・モノ・コトをつなぐ(コーディネート)


令和5・6年度に、文化芸術活動をされている方や興味を持たれている方々の声をアーツカウンシル新潟が聴くとともに、さまざまな人や地域、文化芸術ジャンルが互いを知る機会として座談会「“にいがた”を“ぶんか”で○○する作戦会議」を開催したところ、新潟市内の文化芸術環境に新たな試みがうまれるきっかけになりました。このことから、アーツカウンシル新潟が、さまざまな団体や個人と「想いを出し合える」こと、「一緒に取り組む」こと、「さまざまなヒト・モノ・コトが混ざる場になる」ことが重要であると気付きました。

そこでこれからのアーツカウンシル新潟は、「新潟市文化創造都市ビジョン」をふまえ、文化芸術を契機として地域社会が創造的に持続・発展することをめざします。既にあるものを守り、つながり、新たなアイディアや価値、変化が生まれる創造的な機会や環境を涵養するために、既にあるヒト・モノ・コトを知り、応援するとともに、今ないヒト・モノ・コトに気付き、間をつなぐ「コーディネーター」の役割を果たしていきます。

令和7年度〜令和10年度の中期的な目標と4機能

中期的な目標

文化芸術を起点とした多様な活動や人・組織、文化芸術と他分野が出会う機会の創出を通して、
地域社会に既にある文化芸術活動およびその環境を可視化し、新たな活動や環境を一緒に創造すること
目標達成に向けた取り組み方針
  1. 新潟市および文化芸術活動団体・個人、関連分野の組織・事業と有機的なつながりを構築すること
  2. 財団内の組織・事業との連携・協働においてアーツカウンシル新潟の機能を発揮すること
アーツカウンシル新潟の役割を表したイメージ図、多様な活動・組織・事業から既にあるもの、創出されたものの可視化をし、多様な活動や人・組織・分野が出会う機会を創出することで、新たな活動・環境の創造を生み出す。それによる、将来的な循環を想定

アーツカウンシル新潟の4機能と取り組み

1. 市民の文化芸術活動の支援
文化芸術活動に対するアドバイスや相談、助成などの活動支援
主な取り組み

・相談対応
・支援制度(助成)の運用・伴走支援
・座談会(“にいがた”を“ぶんか”で○○する作戦会議)の開催

2. 調査・研究
文化芸術活動や市内の文化芸術環境に関するシンクタンク機能
主な取り組み

・新潟市内で展開されている取り組み等の視察やヒアリング
・新潟市の文化政策に関する助言

3. 情報発信
情報の蓄積、支援事業等の一体的な情報発信機能
主な取り組み

・語りの場の開催
・ウェブサイト、SNS等を活用した情報発信

4. 企画・立案
活動支援や調査・研究に基づく政策提言、企画運営支援
主な取り組み

・新潟市の文化政策に関する提案、文化施策への協力
・外部組織等との協力事業の展開

上記の目標達成状況を確認し、次年度・次期タームにつなげる成果検証を実施するため、カウンシルボードまたはアドバイザーの設置を進めます。