高森いざや神楽
(新潟市北区)
団体概要
奈良時代の創建と伝えられる高森薬師を再興するため、1740年京都の仏師辰巳蔵之助に薬師如来像、日光・月光仏、十二神将の仏像作製を依頼しました。しかし、当時悪い病気が流行していたため、蔵之助はその悪を追い祓うためその神楽一体を寄付して、京都の古式豊かな「いざや神楽」を伝授したとされています。以来春秋のお祭りには、村内安全、無病息災、五穀豊穣を祈願して高森薬師堂、高森稲荷神社への奉納と村内の各家々を祓い清めています。4人が一体となり演じる獅子舞は勇壮で迫力があり、現在「新潟市指定民俗文化財」として登録されています。