【助成事業紹介】おしゃべりアート鑑賞会(テーマ別プロジェクト助成)

  • 投稿日:
    2024.03.13(水)
  • written by:
    ゲスト
  • 記事カテゴリー:
    文化芸術活動に関する支援事業
  • ジャンル:
    美術
日 時2023年11月26日(日) 

午前の部 10:30〜11:30  
午後の部 13:30〜15:00
会 場ゆいぽーと
多目的スペース2
実施者21世紀型教育を考える会にいがた
採択金額160,000円
➀小学生の部【お絵かき鑑賞】
鑑賞作品:《星月夜》フィンセント・ファン・ゴッホ
・作品をよく見て気になったところを自分でも絵に描いてみたり、見つけたこと・不思議に思ったことは言葉で書き足す方法で自分オリジナルの鑑賞ノートを描いていくプログラムを行いました。
・描いた鑑賞ノートをグループ内で共有しながら対話し、自分とは異なる他の参加者の発見や考え方・捉え方・見方を味わいました。

②中学生~大学生の部【違和鑑賞】
鑑賞作品:《ラ・ジャポネーズ》クロード・モネ
・作品を見て「変だな、違和感あるな」と思ったところにツッコミを入れるように見たり不思議なところを発見し、その違和感をグループ対話で共有しました。
・各グループでの対話の内容を全体でシェアし合った後、講師によるレクチャーを経て再鑑賞し、姿勢や見る距離を変えたり、自分なりの解釈を構築したうえで解説を読んだり再鑑賞すると情報を取捨選択できるようになるなど様々な鑑賞方法を体験しました。
プログラムオフィサーより
 この鑑賞会の特徴は、午前の部のファシリテーターやイベント当日の運営スタッフとして、大学生に参加してもらった点です。午前・午後の部とも、参加者のみなさんが熱心に作品と向き合っている姿や、他の人の意見を否定せず最後まで聞く姿勢が印象的でした。これらは、講師の声がけや、ファシリテーターの「違いを違いとしてそのまま受け入れる」、「参加の主体は子どもたちで自分たちはあくまでその補助」という意識や態度による効果と感じました。団体メンバーから大学生のみなさんへ体験会や事前レクチャーの機会が設けられ、対話の場での役割が丁寧に説明されたことの表れではないかと思います。

 「対話」というものに慣れていない人にとっても、今回のように美術作品を介することで、自身の考えや感じたことを気兼ねなく表現できる場をが作り出されていました。同団体は、今回の取り組みにより学んだことを活かして、自団体で対話型鑑賞会を継続していかれるそうなので、文化芸術を用いたコミュニケーションの活性化や多様性理解につながる活動が認知され、広がっていくことを期待しています。