【助成事業紹介】D-gift made in Niigata(テーマ別プロジェクト助成)

  • 投稿日:
    2024.03.25(月)
  • written by:
    ゲスト
  • 記事カテゴリー:
    文化芸術活動に関する支援事業
  • ジャンル:
    舞踊
photo Toru takahashi
日 時【公開リハーサル】
2023年8月2日(水) 17:00~19:00
【公演】
2023年8月5日(土)12:00/15:00
2023年8月6日(日)12:00
会 場【公開リハーサル】
FLAT/あるてぃすと studio(新潟市秋葉区新津本町3丁目8-2)
【公演】
里山ビジターセンター 2階(新潟市秋葉区金津1193番地)
実施者NEphRiTE dance company
採択金額500,000円
「D-gift made in Niigata」は、地域文化の醸成とアーティスト・ダンサーの育成を基軸として、地域の魅力・文化資源・地域資源をアーティストの目線で掘り起こし、発信し地域の方と共有していくアートプロジェクトです。社会や地域から求められるダンス公演を目指して2021年に開始し、10年間の継続目標を掲げる中で今回は3年目、4回目を迎えました。
このプロジェクトでは、地元協賛者・団体よりテーマを募集し、毎回地域に根付いた「#テーマ」を置いています。今回のテーマは「石油」に決定し、招聘振付家・ダンサーがNEphRiTE dance companyダンサーとともに、テーマに関するリサーチと作品創りを行いました。さらに今回は、創作過程・リハーサル風景を公開するパブリックリハーサルを行い、協賛者の皆様や地域の子どもたちとの質疑応答時間も設けました。また、公演終了後には20~30 分のアフタートークも毎回実施しました。

今回は、ドイツのニュルンベルグ州立劇場で長年ダンサーを務めていた新進気鋭の振付家・ダンサー Malcolm Ian Murray Sutherlandを招待し、人種を越えて 1 つの「#テーマ」を介した多様な表現や解釈をみんなで共有することに重点をおいて取り組みました。パブリックリハーサルから参加してくださった方からは、芸術や地域への関心が強まったという感想をいただきました。海外からのアーティストを招待したことにより、公演のお客さまからも表現の違いに関心を持っていただくことができました。
また、今回の助成により、創作過程や成果・取り組みをより細かく記録・発信しました(ドキュメンタリーフィルムの作成)。ドキュメンタリーでは、お客さまの声、子供たちの声、アーティストの声を記録することに加え、プロジェクトを説明する概念まで組み込むことができました。

今回の活動記録は以下からご覧いただけます。
公開リハーサルの様子
プログラムオフィサーより
「社会や地域から求められるダンス公演」をめざした取り組みとして、NEphRiTE dance companyのみなさんが地域と向き合う姿が強く印象に残っています。テーマ設定方法はもちろんのこと、アーティストが地域やテーマを知り創作するためのリサーチ活動、そして、理解者を増やすことも意識して実施された公開リハーサルと公演後のアフタートーク。いずれにおいても、これまでに構築されてきた人間関係を公演事業につなげながら、振付家とダンサーが意見やアイディアを交わして共にクリエイションする姿勢や、カンパニーが地域と丁寧にコミュニケーションを交わしている様子が垣間見られました。
地域との丁寧なコミュニケーション、そして事業の記録を残す取り組みを経て、これからNEphRiTE dance companyさんがどのようなアプローチをされるのか、とても楽しみです。